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2017年07月11日

最終的に歯が抜け落ちてしまう怖い病気です

歯を失うもっとも多い原因でもある歯周病は、成人の実に8割が歯周病かその予備軍といわれています。世界的にも「8020運動(80歳になっても自分の歯を20本残そうという運動)」が行われ、予防がすすめられていますが、日本では実際に80歳になって残っている歯の平均本数は4~5本しかないそうです。歯周病は自覚症状がなくいつの間にか進行し、最終的に歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。キレイで白い歯を保つために気を付けなければいけないのは、まさに歯周病予防といえるでしょう。
マイクロスコープ 歯科
健康な歯周組織
歯周ポケット(歯と歯茎の間にある溝)の深さは
0.5~2mm。
ピンク色のきれいな歯茎です。
<処置>
毎日のプラークコントロールをしっかり行い、
6カ月に1回の定期検診を受けましょう。
オートクレーブ
歯肉炎
歯茎に赤く炎症が見られる。
ブラッシング時に出血がある。
まだ歯槽骨(歯を支える骨)の吸収は見られない。
10代、20代の若い世代に多くみられる。
<処置> 
個人個人に合った適切なブラッシング指導を行い、
歯石の除去を行います。
歯科材料

歯周炎
歯周ポケットの深さが3mm以上。ポケットの中にプラーク、歯石が付着し歯茎の炎症が
強くなる。出血、膿が認められる。歯槽骨の吸収が見られる。
歯茎が下がり、歯が長くなったようにみえる。
<処置>
歯茎の中のプラーク、歯石をとらなくてはいけないので
麻酔をして歯石の除去を行います。
定期的にポケットの中を洗浄し汚れを出します。
症状が重いところは歯周外科手術に移行します。

歯周病は予防する時代です
現代の歯科医学では、歯周病の原因が解明されており、歯周病の発症を未然に防ぐリスクコントロールの方法が確立されています。したがって、患者様自身がリスクを知り、そのリスクをコントロールして、歯周病を患わないようにすることが本当の治療だと私たちは考えています。そうすれば、年齢を重ねても、歯で苦労する心配はありません。予防こそが最良の治療と言えるのです。

Posted by koikerina  at 16:46 │Comments(0)

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